三角関数と図形定量 / 三角形の辺、角を求める基本は正弦定理、余弦定理

(問題7)

                            (1982 東京大)

 

(解答例)

(重要ポイント)

図形量を角度をパラメーターとして表現して変化を考える場合、もともとのパラメーターの変域は常に確認しておくことがある。図をいろいろ描きながらであれば、題意を満たすパラメーターの条件が見えてくるであろう。

線分ABが円と交点を持つ条件は、Bが円外にあり、かつAから引いた円の接線よりもBが下側にある=∠OAB < 90° であることが分かるであろう。まずはこのような図形的考察をする癖が大切である。(数式処理のみに頼らず)