場合の数(場合分けして数える)

(問題18)

                            (2022 群馬大)

 

(解答例) 群馬大公表の解答例

(解答例2)

(重要ポイント)確率の問題も、確率の定義が、一通り一通りが同様に確からしい基準で考えた時の(題意に沿う場合の数)/(全体の場合の数) であるから、場合の数を求めることに尽きる。

場合の数を考える場合、しばしば状況を場合分けして考える必要があるが、まずはありうる場合分けをしてから、一つ一つのケースについて確率なり場合の数を数えるなり考えていく。

全体を細分化して、もれなくダブりなく(数学用語では「排反かつすべてを尽くした場合分け」)カテゴリー分けすることに慣れておく必要がある。

(3)は、3変数といっても、一つの等式があるので(拘束条件)実質2変数である。

多変数関数の扱いでは、2文字を同時に動かすと考えにくいので、一文字を固定したとして考えると考えやすくなる。上記解答ではYを固定して、Zの取りうる値をYの式で表せることになる。あとはYを動かして∑すれば、ありうる(Y,Z)の組がすべて数えられることになる。