(問題5)
(1992 京都大)
(解答例)
(重要ポイント)
(1)方程式を解くうえでは 積=0 の形にして、積の因子のいずれかが=0 ということから解を絞っていくというのが、一般的で機械的な解法である。三角関数の和積の公式を利用すれば一辺に集めた式を、積の形にするのも容易である。
今回はθの範囲も絞られており、図形的に(単位円上で)考えても、容易であろう
(2)2次方程式の解の問題に帰着できるので、グラフを描いて、tが0-1の間に解を持つ条件を考えれば、必要としてm,n の条件は絞られる。
あとは十分性を確認しておく。このような「必要で攻めて、十分で落とす(確認する)。」というのが、数学でよく行う考え方である。